UniteTTC

unitettcとは

複数のttfファイルを結合してttcを作成したり、逆にttcを分割してttfにしたりするソフトです。

また、ディレクトリ内に存在する総てのttfファイルをまとめてttc化するツール、allunitettcも同梱しています。

実行ファイル名は以下のようになっていますので、適宜、使い分けてください。

[Linux64]  unitettc64,     allunitettc64
[Linux32]  unitettc32,     allunitettc32
[Win64]    unitettc64.exe, allunitettc64.exe
[Win32]    unitettc32.exe, allunitettc32.exe
下記の説明では、必要な実行ファイルの名前を「unitettc99 (Linux)」か「unitettc99.exe (Windows)」で説明しています。

allunitettcは内部で自分と同じバージョンのunitettcを名前を頼りに呼び出すため、基本的にリネームはしないでください(特例有り)。

※ 自作フォントの場合には問題はありませんが、それ以外の場合には、そのフォントの使用条件をよくお読みになり、許される範囲でお使いください。本ソフトを使用することによって生じたいかなることにおいても、作者Y.Ozは責任を負いません。

複数のttfを結合してttcを作る -- make ttc from ttf(s)

コマンドラインから、以下のようにして下さい。

$ ./unitettc99 to.ttc from1.ttf from2.ttf ……    [Linux]
> unitettc99 to.ttc from1.ttf from2.ttf ……      [Windows]
上記の例は、from1.ttf、from2.ttf、……をまとめてto.ttcにするためのものです。

あらかじめttc化することを意識して共通部分を多く作ってあるttf(s)であれば、ファイルサイズを小さく抑えることが出来ますが、共通部分が全く無い場合には単純に合計サイズ(+α)になるだけです。

ディレクトリ内の総てのttfを結合してttcを作る -- make ttc from all ttf(s)

ディレクトリ内(新規作成が望ましい)に、unitettc99(unitettc99.exe)、allunitettc99 (allunitettc99.exe)とttc化したい複数のttfフォントを入れ、allunitettc99を実行してください。成功すれば、カレントディレクトリに「fonts.ttc」というttcフォントファイルが作成されているはずです。適当なファイル名にリネームしてお使いください。

各々のallunitettcは、以下のルールで実行ファイル本体を探して、適当なパラメータを与えて実行させます。

呼び出し元           第1候補           第2候補
[Linux64]  allunitettc64     → unitettc64     → unitettc
[Linux32]  allunitettc32     → unitettc32     → unitettc
[Win64]    allunitettc64.exe → unitettc64.exe → unitettc.exe
[Win32]    allunitettc32.exe → unitettc32.exe → unitettc.exe
第1候補のunitettcが見つからない場合、第2候補の「unitettc (Linux)」か「unitettc.exe (Windows)」が無いかどうか調べさせ、あればそれを使うようにしてあります。ですから、例えば自分が使うのが64bit Windowsで、「unitettc64.exe, allunitettc64.exe」しか使用しないのであれば、それらを「unitettc.exe, allunitettc.exe」とリネームして使うと良いでしょう。

ttcを分割してttfにする -- break ttc to ttf(s)

コマンドラインから、以下のようにして下さい。

$ ./unitettc99 from.ttc    [Linux]
> unitettc99 from.ttc      [Windows]
なお、ttc化されたttfフォントは、元のファイル名が不明なため、ttcフォントの拡張子以外の部分に連番001、002、003、……を付加し、拡張子をttfに変えたものが使われます。上記の例ですと、from001.ttf、from002.ttf、from003.ttf……という名前で出力されます。適当なファイル名にリネームしてお使い下さい。

フォント名は元のまま残っていますので、問題はないでしょう。ちなみに、ここでのフォント名とはフォントの名前(例: MS ゴシック)のことで、フォントのファイル名(例: msgothic.ttc)とは無関係です。

ダウンロード

Linux 32bit/64bit、Windows 32bit/64bitをすべて同梱しています。


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